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SUS303 極小部品に微細穴加工
業界 | 医療機器 |
用途 | 部品固定 |
加工内容 | 微細穴加工 |
精度・公差 | 穴径公差±0.02 |
寸法 | 2.0×1.5×1.5mm |
板厚 | φ0.85×φ0.6 クロス穴 |
材質 | SUS303 |
ロット | 10ケ~ |
参考価格 | 4万円 |
納期 | 5日 |
SUS303 極小部品に微細穴加工の概要
SUS303 φ0.85mmとφ0.6mmの穴をクロス
この微細加工品は、SUS303の材質に微細穴加工を施したものです。2.0mm×1.5mm×1.5mmのワークサイズに、φ0.85mmとφ0.6mmの微細穴を加工していますが、このような極小のワークに穴を空ける際には、まず取り組まなければならないのが治具による固定です。大きく、かつ治具によって保持しやすいワークの場合はあまり問題になりませんが、この微細加工品のように非常に小さいか、もしくは3次元曲面が多く挟むことが難しいような形状の場合は、いかに精度よくワークを固定して加工を行うかがポイントになります。さらに、マシニングセンタで加工を行う際には、どこを原点にして加工を行うかを設定するために、タッチプローブと呼ばれる接触式センサーを使用しますが、本事例の場合はあまりにもワークが小さいため、通常であればタッチプローブを行うことができません。
当社では、こうした通常では加工が困難な極小部品への微細加工も、これまで蓄積してきた微細加工のノウハウによって対応することが可能です。