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微細加工技術コラム

チタンへの微細加工

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 チタンは、軽くて比較的強度が高い材質として広く知られており、航空・宇宙分野でも採用されていますが、ステンレスに比較して耐食性が非常に高い上、人体に対する金属アレルギーを生じにくいといった特性を持っています。従って、上記の用途のほか医療機器はもちろんのこと、医薬や直接肌に触れるサンプルチューブなどの医療分野での採用が進んでいます。
 チタンもステンレスと同様に様々な種類がありますが、主な品種は下記の3つになります。

①純チタン2種
 もっとも汎用的なチタン材料。ただし、ステンレスなどの鋼材よりも硬度は落ちるので衝撃が加わったり摺動したりする箇所に採用する場合には注意が必要です。

②64チタン(チタン合金)
 純チタンの強度を高めたものが64チタンと呼ばれます。強度に優れる一方で、切削加工においては難しく、難削材に分類されます。

③βチタン(チタン合金)
 メガネのフレームや医療分野に多く採用されるチタンであり、復元性があるのが特徴です。64チタンと同等の強度を持ちますが、64チタンよりも切削加工性が高いのが特徴です。

 これらのチタン・チタン合金は、微細加工においては、βチタンについては切削性が高いので、どちらかと言うと一般的には微細加工に適していると言えます。純チタン2種や64チタンは難削材と言われていますが、しっかりとした加工技術や設備を持つメーカーであれば、微細加工のほかワイヤーカット放電加工によって高精度な加工を問題なく行うことが可能です。