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微細穴の底部は、フラットに設計しない

Before

Before 微細穴の底部は、フラットに設計しない

板材に穴あけを行う際に、上図のように底面がフラットの指示が入る場合は、ドリル加工による穴あけ工程の後、エンドミル加工を行うという2つの工程が必要になります。したがって、この加工方法は一般的にコストアップに繋がります。さらに、エンドミルの直径が最小でφ0.07~0.08mmであるため、これより小さい微細穴加工では底面がフラットな加工は対応できません。

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After

After 微細穴の底部は、フラットに設計しない

微細穴加工において、微細穴の形状を設計する際には、コストのことも考慮してフラットにせずドリルの刃先の形状を許容するようにします。また、フラットにするためにはエンドミルでの追加工が必要となりますが、このエンドミル最小でφ0.07mm程度しかありません。これより小さい口径の微細穴が必要な場合には、底部は必ずドリル刃先の形状となるように設計することが必要です。

微細穴加工を行う際には、その加工を行うドリルやエンドミルなどの形状は刃先のRなどに加工形状が影響を受けるので、設計段階からあらかじめ織り込んでおくことが必要です。特に微細穴加工において、穴の底部をフラットにて設計するとエンドミルでしか加工ができなくなり、エンドミルの最小口径であるφ0.07mm程度までしか対応ができない上、ドリルにて加工を行ってからエンドミルで切削しなければならなくなる為コストアップとなります。従って、微細穴の底部は設計上フラットとはせず、ドリル刃先の形状を許容するようにします。